値上げいろいろ

▶ in 連絡事項 posted 2013.10.18 Friday / 11:59

秋に入って、各メーカー商品の値上げラッシュが始まりました。
猫さんたちにとって、一番気になるのがドライフードや缶詰メーカーの値上げですが、今回は値上げ率もそれぞれ。
既にアイシア(マルハ)缶詰は7月から値上げが始まり、最高で20%ほど値が上がったものもあります。
他は15%前後の値上げになる様子です。

アイシア製品の値上げを筆頭に他の国内缶詰メーカー製品も順次値上げとなります。
国内メーカーパウチと海外メーカーパウチは、現在のところ値上げは来年のはじめから春にかけて値上げと聞いています。

一番ビックリしたのは、ロイヤルカナン製品が9月段階には値上げの話しすらなかったのに、10月に入って突然に全般的な値上げの連絡が届きました。
それも、値上げは一律ではなく、製品毎に価格が変わります。
結局、11月入荷分から全て値上げになりますので、10月一杯に必要なストックが購入できる方はお早めに。

それから、今年のペット業界の製品傾向ですが・・・
毎年市場が縮小している感覚は否めません。
特にワンちゃんの「おやつ」や「用品」については、市場が全般的に縮小しているように思います。

確かに高齢のワンちゃんが増えていることも理由の一つですが、アベノミクスなど何のプラスにもなっておらず、それどころか今後の消費税問題など、一般の方々の生活に影を落とす話題が山盛りなこともあるのか、お客様が無駄な買い物を極力控えているように感じます。

同時にペットの医療費についての疑問を投げかけるお客様も増えました。
技術が伴わない獣医療における問題点は、人間の薬漬け医療と同様で、改善の見られない治療における過度な投薬や必要以上の検査の実施など、家庭を直撃する経済的な負担として真剣に考えるお客様が増えているように思います。

実際、動物病院側の経営にも影響が及び、増えすぎた動物病院が次々に潰れていっているという現実があります。

その為、病院側でも一度掴んだ顧客を手放さない為の努力(?)が重ねられており、新米獣医師を多く受け入れる病院では、収益を上げる為のマニュアルに沿った診療を強要しているとか、してないだとか・・・。

でも、往々にしてその手の病院は飼い主さん達の間でも話題に上り、お客さん同士もそれぞれ情報交換を行っているようです。

そうそう、獣医師さんが「ロイヤルカナンの腎臓サポートが無くなるんだよね」って話しをしてましたが、正確にはドライとパウチは、今後も存続。終売になるのは「アルミトレイ」だけ。
それも、腎不全用だけじゃなく、全種類の療法食のアルミトレイが終売でなくなるってことでした。

で、代わりの商品が出るのかな?・・・っと思ったんですが、今のところ、そのような話しはないそうで。
必要な方は病院に在庫があるうちに、お早めにお求め下さいね

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