喉通りスムースな栄養食

▶ in 新製品のご案内 posted 2013.03.15 Friday / 11:26

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以前から口内炎や歯肉炎他の口の中のトラブルが原因で食事が十分に摂れない猫さんの栄養補完について、飼い主様から「口の痛みを刺激しない栄養食が欲しい!」というお声を多数頂いておりました。
ようやくご希望に添う高栄養食が出来ましたのでご紹介致します。
この栄養食は猫さん専用食になります。

パウダータイプで温湯に溶かして頂くとゲル状になる総合栄養食でサプリメントではなく、しっかりバランスの良い栄養が摂れて、口の中を汚さずツルッと飲み込める「お食事」です。
また、腎臓や肝臓に配慮が必要な猫さんにも体に負担をかけず毎日の食事として与えて頂けます。
勿論、口内のトラブルだけじゃなく、飲む力が弱くなったり、食が細くなってしまった高齢猫さんや介護の必要な猫さんたちの主食としても、偏りがちな栄養の補完食としてもご利用頂けます。

ただ、この食事を作って頂くのには、ちょっとお手間がかかります。

冷たい水だと溶けにくいんです。高温のお湯で溶くのもダメ。50℃前後の温湯くらいが丁度いいかもしれません。
50℃前後の温湯(又はスープなど)を加えて丁度良いゲル状になるまで、ダマができないようにせっせと混ぜ合わせて頂きます。
(高栄養なのでサッと溶けません)

ダマが残らないようにしっかり混ぜ合わせて頂く必要がありますが、溶けにくいようなら、途中で混ぜ合わせを中断して、2〜3分休ませて頂き、再び混ぜ合わせて頂きますと、ツルンとしてフワフワな喉ごし食事が出来上がります。

でも、崩したゼリーのようなブツブツ感はなく、柔らかい膜に覆われたような食感なので、歯茎や喉や舌の痛い部分に染みこんで刺激することなく「ゴックン」と飲み込めるように配慮しました。

自力で食事が出来る猫さんの場合であれば、ザラザラした舌ですくい上げ、食べた後のお皿もキレイです。また、この栄養食を飲み込んだ後に口の中を見ると、栄養食の残り分が殆どありません。

体が弱って自分で食事ができない猫さんに強制給餌で栄養を与える場合でも、余程濃くしない限り、フィーディングチューブやスポイトなどを利用して、口の横から流し込んで頂くことも可能です。

見た目はミルク色ですが、風味はフィッシュペプチドの利用により、やや弱い魚の風味があります。
もっと魚の風味が強い方が食欲をそそる場合は、市販のスープパウチのスープなどを利用し溶いて頂くことも可能です。
その際、具は茶こしなどで、取り除いてスープだけを利用しますが、少量の温水を加えて頂き、そこに栄養食を混ぜ込みます。

まだ、製品名が決まってません。難しい名前をつけると、それだけでどこぞから指導やクレームが入りそうですので、変なネーミングになるかもしれません。

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